基本的に過去問集だけで良いです。
今まで全く関わってこなかった分野で、過去問の回答を見ても殆ど理解できない場合はテキストを購入しましょう。
テキストを使って学習する場合は、2年計画で合格することも考慮に入れましょう。
私は第三種電気主任技術者受験の時だけテキストを使用しました。
それより難易度の高いエネルギー管理士および特級ボイラーの時は使いませんでした。
というのは電気主任を受けた時は、初めて電気の専門分野の難関試験だったので、本当に全くわかりませんでした。
その後の試験では電気主任の知識や実務の知識があったので、回答を見ればある程度理解できる問題が増えてきたので、
テキストは不要でした。
まず自分のレベルを判断するためにも、過去問を買って、無勉強状態で挑戦してみましょう。
1年分で良いです。回答をみて、理解できそうかどうか(感覚で構わない)を見極めましょう。
7割型理解できそうなら、テキストは買わないほうが良いです。
これはお金が勿体無いとかそんなくだらない話ではなく、テキストに時間を割くのが
損だということです。
問題の直ぐ下に回答が乗っているものが好ましい
答えだけでなく解説も乗っているものが良い。
答えが隠れていないと不安に思うかもしれないが、
何度も繰り返す内にどうせ答えだけ覚えてしまう。
それよりも理屈から回答を出せるようになることが肝心だ。
そしてわからなければ直ぐに解説を見る。
いちいち回答専用のページを探すのにはストレスが掛かる。
勉強している事自体ストレスなのだから、余分なストレスは極力減らそう。
解説が理解できる
過去問集によって、解説の細かさが違う。
言葉による説明や式の省略が違う。
自分に合う物を選ぼう。
余白が多い
自分がわからない部分、いつも迷う部分などの解説を書いておける。
難関試験になるほど有用。またハゲ流の勉強法にもとても有用なこと。
金をケチるな
過去問集を買ってみて、実際に解きつつ解説を見てみて
「使いにくいな」と感じたら、その本は押し入れにしまって別の本をどんどん買いましょう。
その結果、過去問だけに数万円つかっても良い。
逆に数万円をケチるようであれば、貴方の資格への熱意はその程度だということだ。
その程度の人は、このページを読んでも意味が無いので退出願いたい。
考えてみれば、問題集とは数十時間、難関試験ともなれば百時間以上付き合うことになる。
その際に、少しでも使いやすく分かりやすくストレスがたまらないものを選ぶのにお金をかけることは
とても有意義なことだ。お金で合格率があげられるならば、これほどありがたいことはない。
できるだけ買わないほうが良い
あまりにも過去問がわからなすぎる場合のみ仕方なく買うもの。
過去問の解説をみて7割ぐらい理解できるなら、わからない部分だけネットで調べたほうが効率が良い。
分厚くないもの
分厚いと読むだけで試験日を迎えてしまいます。
一通り呼んだ頃には、はじめに読んだところは忘れてしまっています。
しかもそれが文字でうめつくされていると、どうしようもありません。
そのようなテキストは、試験にめったにでない細かい事までびっしりと書いてある、
非常に非効率的なほんです。
その様なテキストに取り組むことは、合格の可能性を下げることにほかならない。
図解の多いもの 文字が大きい物
ページ数が多くても、このようなものなら問題ない。
むしろ好ましい。
テキストはあくまで基本的理屈を理解するものなので、
基本的で簡単なことにたくさんページを割いているほうが良い。
簡単な問題が付いている
テキストのおさらいとして、簡単で基礎的な問題が乗っているもの。
これらの問題を答えだけでなく理屈も含めてパーフェクトに
回答できるようになれば、過去問に取り組める状態になっている。
問題がついていると、テキストから卒業して過去問に移るタイミングをはっきりと決められる。
第三種電気主任技術者 これだけシリーズ(良いテキスト)
図解が多く基礎的な理屈が分かりやすく書いてある。問題もついていてとてもわかりやすい。
実務で基本的なことをど忘れした時などに見返すのにも使える。
特級ボイラー 協会のテキスト(悪いテキスト)
ほとんど文章で、ひたすら細かい説明が続く。200ページ超えの本が4冊。
こんなのを読んでいたら、あっという間に試験日を迎えてしまう。
よく試験勉強で「テキストを精読する」とかいうが、
精読してなんとかなるのは、曖昧な暗記でなんとかなるレベルの低いマークシート式の試験だけである。
理系試験には全く必要ない。
特級ボイラー技師 過去問題集(良い過去問集)
試験用紙とほぼ同じサイズで、問題の直ぐ下に解説がある。
余白も多くメモ書きもし易い。
エネルギー管理士 過去問題集(悪い過去問集)
まず本のサイズが小さく、文字も小さい。
それにともなって空白も少ない。
回答が背後に乗っていてとても不便。